オンライン個別指導は、自分に合う先生が全国・世界中から選べるというのが最大のメリットです。
オンライン個別指導の需要は急速に高まっています。すでに利用している方も多いでしょう。
でも、こんな悩みがあったりしませんか?
先生の自己紹介には「○○に合格した」とか「○○アップした」とか大きい成果がたくさん紹介されているけど、自分は同じ先生の授業を受けているのにそういう成果が出ていない。でもそれを先生に言いだすこともできずモヤモヤしている。
もちろん担当の先生はあなたのことをよく見て、どうすればよいかを常に考えています。しかしオンラインでの個別指導に限界があることもたしかです。
この記事では、オンライン個別指導でも成果を出せない生徒の特徴をあげ、改善のポイントを解説します。
時間にルーズ

次のようなことがありませんか?
・毎回5ー10分ぐらい遅刻する
・寝坊などでの無断欠席や30分以上の無断遅刻が月に1回ぐらいある
・オンライン個別指導に接続してからノートやペンなどの準備を始める
・オンライン個別指導に接続してから問題集などをどこかへ探しにいく
成果の上がらない生徒に共通しているのは、時間にルーズであるという点です。
毎回数分遅刻してくる
毎回5分ぐらい遅れてくる生徒はいます。
先生に対して「5分ぐらいなら待っててくれるよね」と考えているかもしれませんが、そんな甘い先生ばかりではありません。
60分しか授業時間がないのに10分も遅れれば、さすがに先生も待ってはいないでしょう。
「何分までなら待ってくれますか?」という質問を受けたことがあります。答は「待たない」です。6時開始の授業で5分まで遅れてよいということなら、はじめから開始時間を6時5分にすればよいでしょう。
何のために開始時刻を決めているのか、もういちど考えてください。
数分の遅れは、やがて5分、7分、10分とだんだんルーズになっていきます。こういう基本的な習慣が崩れると、それは勉強の成果にも影響します。
時間通り接続しましょう。
無断遅刻や無断欠席が多い
寝坊と忘れていたとかは論外として、上記のような数分の遅刻も通常は無断遅刻として数えます。ここをきっちりしないと、「5分なら無断遅刻にならない」「10分だと無断遅刻扱いになる」「じゃあ7分はセーフ?アウト?」などルールがあいまいになってしまうからです。
学校から帰宅が遅れたとか、ネット接続に手間取っているなどで数分でも遅れることが予想されるなら、直前でもいいのでひとこと先生に連絡を入れましょう。
オンラインに接続してから受講の準備を始める
授業のテーマは毎回決まっているはずなので、授業開始の少し前から授業を受ける準備を整え、それからオンラインに接続してください。
参考書や問題集などの授業資料、宿題をやったノート、筆記用具、パソコンや書画カメラなどの機器など、準備には10分とかの時間がかかります。
でも時間にルーズな生徒だと、オンラインに接続してから資料を探したりノートの準備を始めたりなどをゴソゴソとやっていて、なかなか授業を始めることができません。
接続と同時に授業をスタートできるような体制を整えて、時間通りにオンラインに接続してください。
授業に参加していない

次のようなことがありませんか?
・宿題や予習をしていない
・カメラが天井を向いている
・書画カメラはあるけど準備をしていない
・授業中呼びかけられてもほとんど返答しない
・授業中は画面をただ見ているだけ
・授業中に気が散る
・部活等で疲れ果てている
宿題や予習をしていない
個別指導・家庭教師だと、宿題や予習をしていなくても先生は来てくれるしそれなりに授業はやってくれますよね。
学校だったら成績に影響するので、学校では宿題をさぼることはできません。でもそれが家庭教師だとつい甘えてしまいがちです。
でもよく考えてください。家庭教師はあなただけの特別メニューを作ってあなたの成績を上げたくて、宿題や予習課題を出しているのです。クラスで一律に宿題が出される学校とは違います。
せっかくお金と時間をかけてそういうメニューを作ってもらっているのに、それを使わないなんてもったいないと思いませんか?
カメラが天井を向いている
たとえば↓↓のような状況です。

オンラインでは画面越しにしか相手が見えません。先生は画面をとおしてあなたの様子を見ようとしています。
先生にとってあなたの顔を見ることはとても大事なことなのです。わからなそうにしているのか、考えているのか、手を動かして計算しているのか、ぼーっとしているのか、それによって先生は話題や話し方を変えています。
でもカメラがこのような状態だと、先生はあなたの様子が全くわかりません。これでは先生は教室で大人数を相手に授業をやっているのと同じだし、あなたも大教室で授業を受けているのと同じです。
個別指導の成果を上げるためにも、恥ずかしがらずに顔を見せてください。
書画カメラがあるのに
もし書画カメラがあるなら、いつでも使えるように毎回準備しましょう。
先生から「ちょっと計算してみようか」とか「ノート見せて」という指示がいつ出てくるかわかりません。言われてからカメラをどこかから持ってきて、パソコンにつないで、電源入れて…などは、授業時間を無駄にしています。
書画カメラを通してあなたの手元をリアルタイムで見てもらうというのは、個別指導だからできることです。ぜひ利用してください。
応答しよう
あなたと先生はウエブカメラ、スピーカー、マイクだけでつながっています。
先生からの呼びかけには必ず声を出して応答してください。だまってうなずくだけでは先生には伝わりません。
そしてあなたからもどんどん発言してください。先生の説明を自分のことばで繰り返してみるとか、少しでも疑問があればすぐ質問する、などです。
1対1だと緊張して話ができない、ウエブカメラで顔を映すのが恥ずかしい、自分から話すのはめんどくさくて苦手という状況であれば、オンライン個別指導はあなたには向いていません。大教室での集団授業やYoutubeなどのオンデマンド教材を使いましょう。
手を動かそう
オンライン個別指導の時間は動画視聴の時間ではありません。
それなのに、まるでアニメやドラマ、バラエティ番組でも見ているかのようにただ画面だけをながめていて、全く手を動かさない人がいます。
先生が言ったことや板書事項などすべてその場で暗記して絶対に忘れないならそれでいいのですが、ほとんどの人はそうではないですよね。
ちゃんとノートを取りましょう。
気が散る、すでに疲れている
小学生ならともかく高校生が個別指導を受講に来ていて、60分の授業中に何度も気が散るというのは、通常はあまりないことです。
高校生であれば、集中できていないことが自分でわかると思います。そんなときは遠慮なく休憩を申し出てください。正直に「ちょっと集中できてない感じがするので、5分休ませてください」と言っていいです。
また高校生になると部活が忙しい人もいます。夕方遅くまで部活でクタクタになり、夜8時ぐらいに夕食を取って、オンライン個別指導の始まる夜9:30にはもう眠くてどうしようもないでしょう。5分休憩を取ったところであまり状況はかわらないです。
直接対面の個別指導であれば、先生は実験小道具を用意したりしていろいろな変化をつけることができるので、多少眠くても勉強は進むでしょう。
でもオンラインは画面越しです。先生は話術や話題を変えるぐらいしかできませんから、あなたの眠気には勝てません。
個別指導を部活のない曜日に変えてもらうとか、オンライン個別指導をやめて別の勉強方法をとりましょう。
コミュニケーションがない

次のことに心当たりはありませんか?
・時間外チャットを使ったことがない
・試験範囲や日程を知らせない
・試験結果を見せない
・質問をしない
時間外チャットサービスを使おう
週1回60分の授業時間だけで何を変えることができるのでしょうか。
数学などは学校の授業が週に5時間以上あるでしょう。学校によってはそれ以上あるかもしれません。
そこに個別指導60分を1回増やしただけでどれぐらい改善できると思いますか?
オンライン家庭教師では、時間外のチャットサービスで授業日以外の質問受付をしてくれることが多いです。これをうまく使いましょう。
普段の勉強中に出てきた疑問はすぐにチャットに投げてください。週1回の授業日を待つ必要はありません。
試験のことにもっと真剣に向き合おう
定期試験や模試などは普段の練習の成果をだす試合の場です。あなたが試合でどう戦ったのか、結果はどうだったのか、それを個別指導の先生に伝えましょう。
成績が悪いのを隠したくなる気持ちはわかります。先生に申しわけないという気持ちを持つ人もいるでしょう。
でも、結果が良くても悪くてもそれをそのまま先生に見せてください。それを見せなければ先生はあなたに何をどう指導してよいのかがわからないのです。
試験の反省会を通して次につながる指導を受けるためにも、試験の結果を隠してはいけませんよ。
試験ですから、点数が取れなければ勝負になりません。そこに努力賞はないのです。点数を上げるために個別指導を受けているのですから、先生にありのままを伝えましょう。
まとめ
あてはまる項目が3つ以内ぐらいの人は、そこを改善すれば個別指導で成果を上げることができる可能性があります。
4つ以上あてはまり、しかもその改善が見込めない人は、オンライン個別指導はあなたに合っていません。教室指導やオンデマンド教材を使ってください。
ひとことで言えば、あなたの積極的なかかわりがカギだということです。
「これまでの学習塾になんとなく通ってはいたけど成績がいまいちあがらない。オンライン個別指導を受けたら上がるかなぁ」ぐらいの気持ちで個別指導を受けても、成績は上がりません。
家庭教師は自分専用の先生、使いたおしてやる!ぐらいの気持ちで積極的に関わってください。
オンライン個別指導は直接対面より言葉による1対1の対話が重要になります。あなたの方からも先生に伝えなければならないことがたくさんあるはずです。オンライン個別指導の特徴を生かして、成果を上げていきましょう。



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